Lover Album / クラムボン

僕の友達ならみんな好きになるんじゃないかなって言うCDがある。クラムボンという女性vocal+男性2人のバンドが古今東西の名曲をカバーしたアルバム、LOVER ALBUMだ。「Cover Albumって書いたのにLover Albumに見えちゃった」のがこのアルバム名の由来らしいが、そのエピソードから分かるようにCD全体からゆるい雰囲気が漂うアルバムである。

僕はFishmansというバンドが大好きなのだが、その名曲ナイトクルージングがカバーされていると聞いてこのアルバムを手にとった。多くのカバーアルバムは原曲を超えられていないと思っているが、このクラムボンのカバーは原曲を見事に消化しており素晴らしい。夜一人になった時にナイトクルージングを聴くと本当に最高なんだ。 ナイトクルージングの次に、僕はサマーヌードをよく聴いている。下のyoutubeはライブverだが、Lover Albumに収録されているのはギター間違えまくりトーク入りまくりでもっとゆるい。真心ブラザーズの原曲より先にクラムボンverを聴いてしまったのだが、原曲を聴いたあとに優るとも劣らないと感じた。

 

Lover Albumは自分の好きなバンドから多くカバーされているので頻繁に聴きたくなるスルメ盤である。ところで冒頭で「友達ならみんな好きになるんじゃないか」って書いたが、これはどちらかと言うと2013年5月に発売された2の方を指している。このアルバムではけいおんのU&Iや、らき☆すたの幸せ願う彼方から by 泉かなたをカバーしているということで一部の層から熱い注目を集めた。他には空気公団や七尾旅人、中森明菜やthe beatlesまでカバーしているから雑多で面白い。

U&Iの動画がyoutubeにあった。友人の方々は僕よりもよく原曲を知っていると思うので、まあ曲を聴いてみていただきたい。原曲とは比べられないと思うのだろうか?これもアリだと思うのだろうか?今度教えて下さい。幸せ願う彼方からは何故かこのアルバムで最もプッシュされており、安田顕(Onちゃん中の人)が主演のミュージックビデオまで作られている。ミュージックビデオの中身は感動モノだったのだが、どうでしょうのイメージが強すぎてつい爆笑してしまった。 なぜクラムボンは京アニの曲をカバーしているのだろうか?クラムボンのミトはアニメ好きで知られており*1、さらに豊崎愛生のソロシングルをバックアップしたりしている。twitterでミト本人による全曲解説がされていたが、かなり熱が入っていて面白かった。

個人的な感想としては、Lover Albumの方が2よりもアルバムとして良くまとまっていると思う。この違いは原曲に対する思い入れの差から来ているのだろうか。カバーアルバムもいいが、クラムボンはオリジナルアルバムも素晴らしいので興味を持った人は是非TSUTAYAでレンタルしてほしい。クラムボンはライブでも演奏の質が高いことがyoutubeから見て取れる。自分はまだライブに行ったことがないのだが、いつか機会があったら行ってみたいなあ。