SME 3009

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「トーンアームは美しい」と僕に思わせてくれた製品。物理的な溝に刻みこんだ音声信号を正しく再現するためには複雑な機構が必要なのだな、と思った。デジタル音源はノイズが少なく素晴らしいのだけれど、アナログの高い趣味性はやみつきになる。

 

暫くは違和感なく使っていたのだが、実家に帰った時にTechnicsのターンテーブルはゆっくりアームが降りるのに気づいた。理由をネットで探してみると、どうやらアームリフターのシリコンオイルが経年劣化で抜けてしまうのが原因らしい。

純正のオイルを買おうか悩んだけれど、今後数十年にわたって使い続けることを考えると、入手しやすいシリコンオイルを調べておくのは悪くない。フルイドダンパーならともかく、ここは音には関係ない部分だし。

 

買ったのはラジコン用のシリコンオイル。作業手順は前述のブログが詳しいのだが、実際自分でやってみて思ったことは以下の三点。

  1. 菱型のカバーがなかなか外れない
  2. リフターを段階的に上げながらオイルを補充すると泡が綺麗に抜ける
  3. フタにもオイルを満たしておいたほうが良い

特に1。本当に外れるのかと思うくらい堅かった。爪が痛くなってしまった。

 

10万~30万csのオイルがアームリフターにはよく使われるらしかったので今回は10万csの物を試してみたが、もう少し粘性が高くても良かったなと思う。ともかく現在はアームリフターがゆっくり降りるようになったので安心して使っている。また10年後くらいにメンテナンスしよう。